春の味覚として親しまれているふきは、数少ない日本産の野菜。古くから全国の山野に自生し、平安時代にはすでに栽培が始まっていたとされます。現在、栽培品種の多くは愛知早生種の
バラのような形が特徴のプチヴェールは、芽キャベツと青汁の原料であるケールを掛け合わせて生まれた新野菜です。国内の種苗会社が10年かけて開発。甘みとコクがあり、ビタミンやミネラルが豊富。栄養価の高い健康野菜として注目を集めています。
健康によい成分が豊富な新品種の赤玉ねぎが「さらさらレッド」です。この品種は、北海道大学発のベンチャー企業と北海道農業研究センターの共同開発により誕生しました。北海道栗山町で生産されて、06年に道内や首都圏へ初出荷され、関心を集めています。 健康効果が期待される玉ねぎの有効成分は、血糖上昇抑制効果のあるケルセチンや血栓を防ぐ作用をもつ硫黄化合物のスルフィド。そして、目の疲れに効果があるとされるアントシアニンも含まれます。さらさらレッドは、ケルセチンを従来品種の1.5〜3倍も含み、生活習慣病の予防効果が期待されています。
おせち料理に使われることが多いくわいは、11月末から年末にかけてが最盛期。その形状から、目(芽)が出るといわれ、縁起物として広く使われます。くわいは湿田で栽培され、地下の球状部分が食用。日本の伝統食材と思われがちですが、原産は中国。栽培しているのは日本と中国だけ。ほろ苦く、ほのかな甘みをもつのが特徴です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル類を多く含む栄養バランスのよい野菜です。
参考文献/牡蠣 その知識と調理の実際(柴田書店)荒川好満・山崎妙子共著、月刊食育フォーラム(健学社)2004.1月号、2005.5月号、食材健康大事典(時事通信社)五明紀春監修