群馬県の紅葉情報・紅葉の名所
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豊かな山、川に恵まれた群馬は紅葉の名所も多く、秋のシーズンには紅葉と温泉を楽しむ観光客が多く訪れます。<1>尾瀬・沼田・老神地域、<2>水上地域、<3>四万・草津地域、<4>前橋・高崎・妙義地域の、4つの地域からご紹介します。
天候によって見頃の時期が前後する場合がございます。お確かめの上、お出かけ下さい。
尾瀬・沼田・老神地域の紅葉情報
●問合わせ:片品村観光課/0278-58-2111
●ポイント:尾瀬といえば初夏のミズバショウが有名だが、秋の草紅葉や木々の紅葉も美しい。 オススメのコースは2つ。「鳩待峠コース」は戸倉駐車場に車を止めて、マイクロバスで鳩待峠へ、峠からは徒歩で。約3キロで尾瀬ヶ原の入り口にある山ノ鼻小屋に到着する。東西6キロ・南北2キロの広大な湿原には無数の「池とう」や「浮島」が点在する。「大清水コース」は大清水駐車場から、尾瀬沼まで約7キロ、尾瀬沼の湖面に燧ケ岳が美しく映える。
●問合わせ:片品村観光課/0278-58-2111 ●周辺MAP
●ポイント:片品村鎌田から金精峠へ抜ける国道120号線は紅葉の見所いっぱい。
丸沼高原山麓駅からゴンドラで標高差600Mを駆け上がり山肌を彩る紅葉は見事。丸沼は白樺やブナの原生林に囲まれて神秘的。湖畔の散策やボート遊び、ルアーフィッシングがたのしめる。
高い透明度で知られる菅沼湖畔もオススメ。トウモロコシ街道と呼ばれる国道120号線沿いには焼きトウモロコシを売る店がこの時期いっぱい、アツアツをどうぞ。
●問合わせ:みなかみ町役場/0278-62-2111
●周辺MAP
●ポイント:主要地方道・水上片品線(63号線)で藤原湖を過ぎ、宝川温泉の東側を通りその先が湯の小屋温泉。この湯の小屋温泉から坤六峠に向かう木の根沢沿いの約5キロが「照葉峡」。
「関東の奥入瀬」と呼ばれるほどの紅葉の名所。俳人水原秋桜子が名づけた「ひぐらしの滝」「木の実の滝」「時雨の滝」「翡翠の滝」「白龍の滝」など大小11の滝が点在している。
奥利根の自然の中でも独特の渓谷美を保ち、ナナカマド、カマド、ダケカンバなど赤や黄色の紅葉と白い滝のシブキが絶妙のコントラストを作り出す。
●問合わせ:沼田市利根町振興局/0278-56-2111
●周辺MAP
●ポイント:沼田から片品に至る国道120号線沿い、老神温泉の近くにある吹割の滝は、利根川支流の中でも随一の渓谷美を誇る。両岸は数十メートルを越す断崖や奇岩がそそり立つ迫力のある景観。吹割の滝は「東洋のナイアガラ」の異名を持ち日本の滝百選に選ばれるほどの名瀑、高さ7メートル、幅30メートルの滝壺へ大量の水がしぶきをあげて流れ落ちる様は迫力満点。滝を一周するように遊歩道(約2キロ)が整備され1時間程の散歩コースとなっている。対岸に渡る2つのつり橋や観瀑台もあり、紅葉した木々や滝の全景がながめられる。
水上地域の紅葉情報
●問合わせ:みなかみ町観光協会/0278-72-2111
●周辺MAP
●ポイント:群馬と新潟の県境にそびえる谷川岳は標高1963Mでありながら山容は3000M級の日本アルプスに劣らない。山頂あたりでは9月下旬に草紅葉の紅葉が始まり、早い寒波がやってくる年には雪と紅葉と緑の三段紅葉が見られることもある。
標高差571Mの谷川岳ロープウェイを使って天神平に登るのが一般的。眼下の田尻沢や幾重にも重なりあう明峰の景色が堪能できる。さらにリフトで天神峠や高倉山まで行くことが出来る。ロープウェイ土合駅から林道を北に向かうと日本三大岩場に数えられる一ノ倉沢が姿をあらわす。
●問合わせ:みなかみ町観光協会/0278-62-0401
●周辺MAP
●ポイント:水上温泉街の南側、国道291号線脇の利根川が諏訪峡と呼ばれるエリア。
清流公園から流れに沿って約3キロにわたって遊歩道が整備され一時間程の見学コース。エメラルド色の流れ、切り立った岩肌、変化に富んだ利根川と紅葉が造り出す光景はいっぷくの絵画の様。途中には弁天岩、坊岩、珠簾の滝などの名所が点在する。諏訪峡大橋からは正面に雪を戴いた谷川岳が一望できる。清流公園の近くにある道の駅「水紀行館」で利根川源流の魚類やダムの知識を見学し、ついでにおみやげもどうぞ。
●問合わせ:新治村企画観光課/0278-64-0111 ●周辺MAP
●ポイント:群馬と新潟県境に位置し、古くはこの峠から越後・信濃・上野の三つの国が見えることから「三国峠」と名づけられた。国道17号線をドライブしながら紅葉を楽しむのもいいが、旧街道の面影の残る三国路自然歩道を歩いてみるのがオススメ。永井宿から峠までの約7キロ、この間には「大般若塚」「三坂の茶屋跡」「長岡藩士遭難の墓」などの史跡があり、ゆっくり歩いて3時間の行程。ブナ・ナラなどの原生林を抜ける自然あふれる見学コース、休憩所やトイレも途中に完備しているので安心。
四万・草津地域の紅葉情報
●問合わせ:六合村産業課/0279-95-3111 ●周辺MAP
●ポイント:野反湖は標高1514Mの群馬・新潟・長野の県境にまたがる人造ダム湖。標高が高いため紅葉の始まりも早い。周囲の八間山、弁天山、三壁山、エビ山の広葉樹が赤く染まりまるで絵画の様。バンガローが立ち並ぶ湖畔にある村営のキャンプ場をベースにハイキング、バードウォッチング、キャンプなどが楽しめる。紅葉の中でルアーやフライフィッシングを楽しむ人が多く人気も高い。気候により紅葉が一気に進むので問合せしてからどうぞ。
●問合わせ:草津温泉観光協会/0279-88-0800
●周辺MAP
●ポイント:草津温泉から渋峠を経由し志賀高原へ抜ける「志賀草津高原ルート」と万座・鹿沢口から万座温泉までの「万座ハイウェー」の2つのルートがある。広々とした高原の爽やかな景色、白煙たなびく浅間山、滋賀草津高原ルートにはエメラルドグリーンの湯釜や弓池湿原、標高1800メートルの万座温泉へと駆け上がる万座ハイウェーはシーズンには全線が紅葉に染まる。途中には嬬恋牧場や紅葉台もある。
●問合わせ:六合村観光協会/0279-95-3111 ●周辺MAP
●ポイント:小諸から日光に至る日本ロマンチック街道沿線にあり六合村と中之条を結ぶ峠。大正時代の歌人「若山牧水」が大正11年につくった「枯野の旅」の詩碑が残る。長野、草津から日光へ向かう旅のあらましは『みなかみ紀行』として発表され、傍らに旅の姿の牧水像がたっている。牧水旧道や暮坂峠遊歩道、六合村側に下った野菜直売所から始まる牧水コースなど赤く染まる山道をのんびり散策してみませんか。
●問合わせ:東吾妻町産業経済課/0279-68-2111
●ポイント:吾妻渓谷は、吾妻川の流れが永い年月をかけて両岸の岩を削り侵食しつくられた景勝地で「関東の耶馬溪」といわれる。川原湯温泉に近いこともあり与謝野晶子、若山牧水などの文人墨客がここを訪れ、紅葉や新緑の美しさを歌に詠んでいる。国道145号線に沿った渓谷は車を降りればすぐ遊歩道、八ツ場大橋から鹿飛橋まで遊歩道が整備され、小逢菜の見晴台、白糸の滝などを巡ることができ、なかでも約900M続く「八丁暗がり」が最大の見所。川幅3M、50Mもの下を流れる水面は昼でも暗いほど。渓谷を彩る木々の紅葉は圧巻そのもの。
前橋・高崎・妙義地域の紅葉情報
●問合わせ:前橋市役所 観光課/027-210-2188
●ポイント:国道353号線の「三夜沢」信号を北に入り、スカイボルトラインを登ると赤城温泉、銚子の伽藍と高低差に応じた、紅葉が楽しめる。道路の幅が狭いのでカーブは要注意。銚子の伽藍からの眺めは抜群で季節の変化に富んだ景色が味わえる。道を登りきると大沼や覚満淵、赤城神社などがある。覚満淵は周囲約1キロで散策に丁度よい距離でゆっくり歩いて30分ほど。道標沿いに行けば家族連れでも安全に進める。頂上からの下山コースは2つ。大胡赤城線と前橋赤城線。こちらは道幅もゆったりしているので下山しながら紅葉を楽しめる。お帰りには富士見温泉「見晴らしの湯」がオススメです。
●問合わせ:みどり市観光政策課/0277-76-1270 ●周辺MAP
●ポイント:高津戸峡は皇海山・東山麓に源を発する渡良瀬川の中流にある。関東の耶馬渓とも例えられる。険しい懸崖と澄んだ水のコントラストが美しい。渓谷沿いには片道30分程の遊歩道が整備され、ゴリラ岩、ポットホールなど、ユニークな名前の景勝地が点在している。渡良瀬川両岸の紅葉が映える秋の景観は筆舌に尽くしがたいほど美しい。高津戸遊歩道は片道450メートル、渓谷美を間じかで眺められる。近くのながめ公園では10下旬から1ヶ月間菊祭りが行われる。
●問合わせ:榛名町商工観光課/027-374-5111 ●周辺MAP
●ポイント:榛名山へは伊香保、箕郷、室田、東吾妻の4ルートがあるが、伊香保温泉からのルートが道も広く整備されている。県立榛名公園の中心に位置する榛名湖は周囲約6キロの火山の噴火口跡に出来た湖。広葉樹林に囲まれ、湖面には榛名富士が映る。湖畔を巡っての紅葉見物もいいが、ロープウェイで登り榛名富士山頂から榛名湖はもちろん、遠く関東平野を一望する眺めもすばらしい。見下ろす湖と周りの木々の織り成す景観はまさに錦秋の様。またボートに乗って湖面から眺める紅葉は榛名湖ならでは。
●問合わせ:富岡市役所/0274-62-1511
●ポイント:荒々しい奇岩奇石の妙義山は日本三大奇勝(他は九州の耶馬溪、四国の寒霞渓)に数えられるほど、この自然が永い年月をかけて造り出した造形美と色鮮やかな紅葉は見事。上毛カルタに「紅葉に映える妙義山」とある通り、秋の紅葉は絶景。岩山を連ねたような姿は中国の山水画を思い起こさせ、まさに天下の名勝と呼ぶに相応しい。妙義山は、白雲山、金洞山、金鶏山の3つの岩山からなり、山の南側を「表妙義」、北側を「裏妙義」と呼び分けている。体力や経験に応じたハイキングコースが充実している。